2012年11月3日土曜日

高野山&大阪No1


10月末に弾丸で高野山と大阪に行ってきました。
今回はわたくしのおとんのリクエストによります。

朝の4時半に家を出て東京駅→新大阪→なんば→高野山(和歌山県)に
着いたのは11:30!かなりの山の上です。
世界の車窓から(笑)



高野山・・・・・弘法大師・空海は2年におよぶ唐での修行から戻り
        真言密教の道場を探していたところ、2匹の犬を連れた狩人に出会います。
        狩人は「紀州(和歌山)の山の中に、あなたが求めている場所がある」
        と言い、2匹の犬を残して姿を消しました。
        


狩人、2匹の犬、空海
          
        2匹の犬に案内されて山に登る途中、高野山を守る丹生明神(にゅうみょうじん)
        が現れ空海は高野山の土地を借り受けることになりました。


丹生(にゅう)明神より土地を借り受ける

後に狩人は高野明神、白い犬は丹生明神の化身だということが分かります。
ということで高野山は神と仏、神社とお寺が一緒の場所にあります。



神社・御社(みやしろ)丹生明神と高野明神を祭ってある
 
お寺・金剛峯寺(こんごうぶじ)




蛇腹の道













少し紅葉していました


壇上伽藍(だんじょうがらん)
 このオレンジの壇上伽藍は空海入定(死んでから)1100年の記念に昭和2年に
建てられました。中は曼荼羅世界になっています!
このあたりは空海が主に修行をしていた場所との事☆


そして高野山のもうひとつのメインは奥の院(空海が眠っています)。
ここには参道が一の橋から始まり中の橋があって最後の橋まで約2キロに渡って
続いています。


まずは一の橋

ここから左右に並ぶのがお墓ならぬ、供養塔(骨などは埋まっていません)。


2キロ続く参道
名だたる名士たちの供養塔が続きます。
まずは武田信玄・頼朝(息子)の供養塔


 
そのほぼ正面にあるのが宿敵上杉信玄の供養塔 




独眼龍・伊達正宗




賢すぎた石田三成


裏切り者・明智光秀(近年裏切り者説は論議されてます)


徳川3代将軍家光の母・お江さん(信長の妹の子供)

草履持ち・太閤 豊臣秀吉

天下統一・織田信長


松の廊下・赤穂浪士討ち入りの浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)


ここでは宗教、宗派に関係がありません。
お墓の数は20万塔、しばらくお墓をみるのが嫌になってしまった。。

さて、最後の橋では空海さんに必ず一礼をして入場します。


ここから先は、撮影禁止。聖域で、この世ではありません(たぶん)。
先の方に見えるお寺の後ろの廟に弘法大師さまがおられます。



空海こと、弘法大師さまは62歳の時にみずから死期を決めて入定します。
即身仏といって深い穴に入って、少しづつ食事を断つという方法で死の準備を
するというものです。

大師さま入定へ向かう
 よって、いまでもここで弘法大師さまは修行をなさって人々の平安を祈って下さって
います。
一人の人の志が、ここまで大きなものになって今までもこれからも続いていくということを
高野山は実感させてくれる場所でした。

                             

2 件のコメント:

  1. 私もお父さんと一緒に高野山行った事があるよ。
    宿坊で住職のお経や説法を聴く朝のお勤め体験が
    あったけど、私達娘は起きられず、有難いお言葉を
    聞き損ねました・・・(^^;)

    高野山のゴマ豆腐が美味しかったのを覚えてます☆
    食べた??

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    1. 確か、その話きいたことある!!

      しかも、こちらからバスで行ったんじゃなかったっけ?!!

      宿坊にも泊まらず、ゴマ豆腐も迷った末に食べなかったわけ(笑)
      なにしに行ったのでしょうか。。

      高野山はなんというか1度行けばいいかなと思いました(^-^;)

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