2013年5月25日土曜日

あなたが信じてくれたなら


「ここは見世物の世界、何から何までつくりもの、

 でも私を信じてくれたならすべてが本物になる」
                                                                      小説1Q84より


ということで、家から30分の不思議な世界へ行ってきました☆


かなりの山道を例の通り不安になるくらい行くと・・・

そこにおとぎの国はあります。「よく来たね、君を待っていたよ」
 
「さぁ、怖がらずに進んで」
 
「そう、扉を開けて」
 
「ここでは何も考えなくていいよ」
 
「ゆっくり休んでいけばいい」
 
「ここでは時間はゆっくりと流れている。」
 
「大丈夫、いろんなことはうまくいくよ」
 
「またおいで、僕らはずっとここにいるよ」
なかなか、リフレッシュした日なのでした☆
というか、だいぶ疲れていたみたいです(笑)


2013年5月19日日曜日

部屋の掃除3:繰り返しって怖い

部屋の掃除第3弾です!!☆

中学3年生の時に、親に内緒で1人で行った展覧会でゲットした
マグリット先生の図録が発見されました!

当時、新宿の三越だったと思うのですが最終日で
長蛇の列。
結局、展覧会は観れず図録だけ買って帰りました。

こちらが、その展覧会パンフと図録です。


展覧会パンフ


マグリット先生の図録

そのマグリット先生の偉大なる一言をここに載せます。


「神秘は、現実の可能性のひとつではない。
 神秘とは、現実が存在するために絶対に必要なものである。」


作品「無謀な企て」
毎日毎日、同じ時間に起きて同じ型のスーツをきちんと着て
毎日毎日規則正しく生活をしていた先生だから、こんな絵が描けるんですね。
ある時、現実は現実を超越してしまいます。

現実はむしろこの世の神秘をより際立たせるためのものなのでしょう。

マグリット先生は中学生の私に、そんなことをそっと教えてくれていました(笑)

2013年5月12日日曜日

部屋の掃除2:富嶽三十六景と年賀状

部屋の掃除第2弾です(笑)

中学の時に誰かに出そうと思って描いた年賀状が出て来ました!
(なぜか出さなかったみたいで宛先も書かれていない)
このころ、絵の才能がかなり来ていたんだねと自分に言ってしまいました(あはは)


中学3年生の作品
実はこれマーカーと修正ペンと色鉛筆で作成した、即席富嶽三十六景です。
しかし、発想が素晴らしいですね(笑)

葛飾北斎先生も許してくれるのではないでしょうか?!☆
以下、先生の作品です。






2013年5月11日土曜日

部屋の掃除1:東山魁夷先生と会田誠

部屋の整理をしていたら、少し前に六本木の森美術館で開催されていた
「天才でごめんなさい」という展覧会で物議を醸し出していた
(ポルノ被害と性暴力を考える会に訴えられた)
現代アーティストの会田誠の作品集と東山魁夷先生の
展覧会パンフレットが同時に出て来たので、やはり必然なんだなぁと思って
感慨深く二つの作品を眺めてしまいました。


会田誠「あぜ道」

東山魁夷先生「道」






















人間性
(魁夷先生は謙虚?、会田誠はエログロ?)も
年齢
(魁夷先生1999年に91歳で逝去、会田誠2013年現在47歳)も
評価や立場
(昭和を代表する日本画家の巨匠・現代アーティストとして高い評価を得るも児童ポルノ撲滅団体に訴えられる)も
まったく異なった二人の画家ですが、(おそらく生きていても交わることはなかったと思われる)
この「道」において、どこかで繋がっているという、やっぱりアートにしか出来ないことを
やってのけているんだなぁと実感です☆

2013年5月9日木曜日

爆発おじさん?!

この間、用事があって渋谷に行きました!

渋谷に行くと、必ずチェックする壁画があります。

・・・そう「芸術は爆発だ!」の岡本太郎さんの壁画です。

渋谷駅 JRと井の頭線をつなぐ間にある「明日の神話」
この壁画は「明日の神話」という作品で、長らく行方不明になっていたのですが
2003年にメキシコで発見され100個以上の断片だったものを修復してここへ
設置されました。

かなり絶望的なテーマの絵でして、第五福竜丸が被爆した際の水爆の炸裂の
瞬間をテーマにした作品です。それでも悲惨な体験を乗り越え、再生する人々の
たくましさを描いたとされてます。

立ち止まって観ていたら、そんな重ーいテーマの絵が、この1日に何万人もの人が
行き交う渋谷駅にどーんとあることが、なんだか太郎さんの思惑通りだなと
思って笑ってしまいました。

太郎さんは「芸術は爆発だ!」っという一言が有名過ぎて、変人扱いされていますが
実はとてもピュアで純粋な心の持ち主の人なんです。

このブログでも、その誤解を少しずつ解いていきたいと思います(笑)