2012年11月17日土曜日

江戸東京博物館

ごぶさたしております!

11月分更新します(^^)/

友達が仕事で江戸東京博物館の特別展チケットを
もらったので、両国に行ってきました~
(この日は相撲はやっていなかったので人がまばらでした)

江戸東京博物館
特別展は昨今、忘れさられていた明治洋画壇の人として見直されている
川村清雄さんでした~(この展覧会まで知りませんでした)。


展覧会案内
展覧会を通して思ったのは模索しすぎて、最後まで自分の画風を見つけ
出せなかった人なのかなぁと思いました。
(川村さんもわたしにこんなことを言われたくないでしょうが笑)

なぜそう思ったかというと、パっとみて「あぁ川村清雄の絵だな」と
思える特徴がなかったからです。


この川村さん、由緒ある旗本の家に生まれて、明治維新の時代に
パリ・ヴェネツァなどの欧州に絵の留学をします。



ヴェネツァ時代 
 11年に及ぶ留学から帰ってきてから人物画を手掛ける。
勝海舟

時の将軍の奥方篤姫



その後、龍や波など描いて和洋折衷な絵にトライします。


龍図
 














古典的絵画にも挑戦!
そのあまりの研究、模索の日々にみているこちらまで切なくなります。

「建国」
最後は江戸時代の有名画家、伊藤若冲的絵画で生涯を閉じます。

川村さんにとって生涯トラウマだったのは、早くにヨーロッパへ留学した
事じゃないかと思います。
明治の始めにヴェネツァに行ったりしたら、あまりの衝撃に自分の
感覚を建てなおすのがそりゃ大変でしょう。


帰りは常設展示の江戸ゾーンで、江戸タイムスリップ気分を楽しんできました!


大名屋敷ミニチュア版


芝居小屋中村屋 寄席をやってました。


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