ここはかつて発電所だったところで、廃墟になったまま治安が悪くなっていたところを
建物はそのままに美術館として再改築して、いまでは世界から近代絵画を観に観光客も
訪れ、治安もよくなり、まさに美術が街(テムズ川の対岸)を再生させたいい例です!
テート・モダン |
ここではピカソ、ダリ、キリコ、カンデンスキー、レジェ、ジャコメッティ、エルンスト、ミロ・・・・
近代絵画の巨匠ぞろい!!
ピカ~ソ! |
デ・キリコ! |
サルバドール・ダリ!!
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マックス・エルンスト!
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その中でも、今回はミロに注目したいと思います。
ミロ・・・・なにやらポワ~ンとした絵でミロっていう名前はよく知ってるけど、何がかいてあるかはわからないというのが、ミロじゃないかなと思います(笑)
手前がミロ
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わたしの勝手な連想ですが、ミロをみるといつも中原中也の「サーカス」の詩を思い出します。
そうです「ゆあーん ゆよーん ゆあゆよん」です。
以下「サーカス」
茶色い戦争がありました
幾時代かがありまして
冬は疾風吹きました
幾時代かがありまして
今夜此処でのひと盛り
今夜此処でのひと盛り
サーカス小屋は高い梁
そこに一つのブランコだ
見えるともないブランコだ
頭倒さに手を垂れて
汚れ木綿の屋根のもと
ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん
この二人、こんな絵とこんな詩、描けと言われてもかけますか(思いつきますか)?!?!
そこがこの絵のすばらさ、名画と言われるところだと思います。
それに1900年ごろにスペインと日本で生まれた二人ですが、この絵や詩には戦争の暗い
影もどこかに反映しています。
いつかスペインのミロ美術館、山口県の中原中也記念館も訪ねてみたいと思います。
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