2012年9月12日水曜日

気づくことについて

さて、これは何に見えますか?



おなじみ「ルビンの壺」です☆
(北海道に行った時に子供の森みたいな施設にありました。)

言うまでもなく、ホワイトの部分は「壺」、ブラックの部分は「二人の人」ですね。

アートの目的のひとつには「見えているのに見えていないことに気付かせる」
という役割もあるとわたしは思います。

もうひとつ、最近バザーで50円で購入した絵本も「気づき」の絵本でした。
そう「100万回生きたねこ」です!



100万年も死なないねこがいました。
100万人のひとが、そのねこをかわいがり、100万人の人が、
そのねこが死んだとき泣きました。

でも、ねこは1回も泣きませんでした。
ねこは死ぬのなんか平気だったのです。

ねこは、王様、船乗り、サーカスの手品師、どろぼう・・・いろんなひとのねこでした。

王様のねこ
















サーカスの手品師のねこ
  














でも、ある日ねこは白いうつくしいねこに恋をしました。

                          そしてその白いねこはたくさんの子ねこを産みました。
                      ねこは自分よりもその白いねこと子ねこが好きになりました。














やがて子ねこたちは大きくなってそれぞれどこかへ行きました。
ある日、白いねこはねこのとなりでしずかにうごかなくなっていました。
ねこは、はじめて泣きました。昼も夜も時間を忘れるくらい100万回泣きました。
ねこは、白いねこのとなりでしずかにうごかなくなりました。


本当に大切なことに「気づいた」時、ねこは死ぬことが出来たんですね☆

しかし、ねこのために泣いてくれた100万人のひとはその大切なことに
気づいている人たちだったのですね!

2 件のコメント:

  1. このブログを読んだだけで
    感動して泣いてしまった(><)!

    私は大切なことに気づいてる人という事でしょうか?
    それとも、単におばさんになって
    涙もろくなったのだろうか・・・(^^;)

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    1. もちろん大切なことに気づいているから泣けたのです(^-^)

      なかなか絵本も捨てたもんじゃないんです☆

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