2013年6月1日土曜日

熊谷守一先生の猫

ごろん

しゃ~!!
  
ふへー

また、ごろん



あっ!誰ですか?!
今、わたしでも描けそう☆と思ったのは??!!

でも実際、描いてみるときっと先生みたいにここまで線を厳選することは
できないと思います。
熊谷先生はこれしかないという線のみで、ねこたちを描いています。


池袋にある、今は美術館になっていますが自宅の庭から出ることなく
猫や草木や虫を眺めて1日を送ったという先生。
私たちからすれば狭い世界だけれど、先生にとってそこは無限のいのちが
やどる場所だったのでしょう。

この熊谷先生、自身も猫みたいなひとで文化勲章の受章を辞退なされています。
その理由が「これ以上、家に人がきたら困るから」(笑)

以下、先生の言葉です。

「今何をしたいか、何が望みか」とよく聞かれますが、
別に望みというようなものはありません。
だがしいて言えば「いのち」でしょか。もっと生きたいことは生きたい。
みなさんにさよならするのは、まだまだごめんこうむりたい、と思っています。」


熊谷守一(くまがいもりかず)先生 97歳にて永眠



1 件のコメント:

  1. 「猫ってこういう仕草するよね!分かる分かる!」と
    この絵を見て主人と言いました☆
    先生が猫好きだったのが十分に伝わってきました(^^)

    それにしても、ロシア人と言っても納得するね…
    この先生のお姿(^^;)

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