2013年9月7日土曜日

名画のオンパレード(別アングル)?!?!

名画は見飽きた!!
名画は名画だけど、「あぁ、観たことある」ですませている名画はありませんか??!!


まずは、明治日本西洋絵画の巨匠・黒田清輝(せいき)先生の「湖畔」です。

こちらは皆さま見慣れた風景ですね。
避暑地の湖の岩場にすわってうちわをあおぐ、いい女。

黒田清輝先生 「湖畔」
 
では想像して下さい。
この方、いったいどんなところに座っていると思いますか?
 
 
それがこの下の絵です!
 


ぐぃーん、レンズ拡大
 


 
はい、もう一枚!
日本国宝絵巻!!「鳥獣戯画(ちょうじゅうぎが)」
この時代にすでに動物を漫画にしているだけですごいですが・・・・・・

猿・うさぎ・かえるの順番!
 
想像して下さい。
もし、これを猿から見たら・・・・・・
こうなります(笑)


うさぎ「待てぃ、猿め!」 かえる「ちょっとぉ早いよぅ」

どんどん行きますよ。
お次は名画も名画。
世界の謎の美女 「モナリザ」さん。

 

 
「わたくしがこんなに有名になるなんて思いもしなかったけど・・・・・・
 実はずっと言えなかったのですが・・・・」






 「わたくし、横顔も魅力的なんですのよ!!!」



お次も有名も有名どころのボッティチェリ先生の「春」から
右の青い人(ゼフェロスという神様)に掴まれそうになってる人(妖精)を青い人から
みたらどうなるか?!



右のこの二人↑



はい、この表情☆!




「えぇぇっ?!?!」

実はこのふたり、信じられないかも知れませんが、のちに結婚します(笑)
青い人は西風を吹いて春を運んでこようとする神で、
この掴まれそうになってる人(妖精は)はゼフェロスに掴まれるとフローラという
花の女神に変身するので、いままさにその瞬間です(口から花が出てきてる)。
襲われているような気もしますがね・・・


次も、レオナルド巨匠の「聖アンナと聖母子」
(マリアさまのおかんのアンナがマリアさまを抱っこして
 マリアさまがキリストを抱っこして
 キリストがやぎを抱っこしてという不思議な絵)


 
アンナ・マリアさま・イエス・キリスト・やぎ



これを、幼子キリストから目線にカメラを映しますと・・・
はい、こちら!!!
怖い!!!


「キリスト坊ちゃま、こっちにおいで(うふふ)」


印象派の画家マネ先生の「草上の昼食」
当時、ハレンチだといって批判され話題になりました。
確かに真っ昼間から裸体で、ターバンを巻いた男たちといて
草上の昼食もないだろうというのが、この絵を観た人の感想だったのでしょう。


マネ先生「草上の昼食」  ターバンのこの男↑になってみてください。



右にいるターバンを巻いた男に自分がなってみると・・・
目の前の二人はこう見えます。


なんともハレンチ!!!
 
いかがでしょうか?


本来、絵とはそこから想像力を使って観るのものなのに、名画はもはや
名画ゆえにそこから想像力が広がっていかなくなってしまいました。

名画は名画ゆえの苦しみもあるのです(笑)


今日の講座で名画に対する「こうあるべき」という、うろこが少しでも
落ちたなら幸いです(笑)


こういった名画への挑戦をしているのが福田美蘭(みらん)さんという
現代美術家さんです。



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